FUJI
RACE

福岡に本拠を置くTeam Noah(代表：清瀧雄二)は、“九州に元気を！九州のモータースポーツにもっとワクワクを！“を合言葉に
九州のレーシングチームとして2018年よりS耐に参戦を開始。2021〜22年はホンダ・シビックTCRでST-TCRクラスチャンピオンを獲得した。
2023年は車両をGR Supra GT4 EVOにスイッチし、激戦区クラスであり国際的にも人気を集めるGT4車両によるST-Zクラスへクラス替えをした。
昨季はGR Supra GT4 EVO2を投入。前回の岡山に続き下垣和也がAドライバーを担当し、Bドライバーに冨田自然(あるが)、
Cドライバーに大分出身の森田真心(こころ)と3人で4時間レースに臨んだ。

冨田がスタートを担当しクラス上位で接触があったこともあり、オープニングラップで順位を2つ上げた。
4周目には後続車両にかわされ6位となったが25周目には5位へ、さらに34周目には早めにピットインした車両もあり4位へ順位を上げた。
1時間20分が経過する43周で冨田はピットイン。ここで給油作業を行い森田がコースへ。
そして6位を周回していた56周で上位陣が軒並みピットインしたことで、クラス2位まで順位を上げ18周にわたり走行した。

森田は73周でピットインし下垣にスイッチ。ジェントルマンドライバーの下垣は60分間の運転義務がある。
他のチームのピットインのタイミングもあり下垣は7位でコースへ。レースも残り1時間に近づいた頃FCY(フルコースイエロー)が導入されたが、
下垣の減速が遅れたということでドライブスルーのペナルティを受けることになった。
他車のピットインのタイミングもあり順位を8位から5位まで上げ、
60分のドライブを終えた下垣はすっかり暗くなった104周でピットインし、再び冨田がコースへ。

冨田はナイトレースとなった残り30分をドライブし125周でクラス8位総合14位のチェッカー。
同時に会場では花火が打ち上げられシリーズのフィナーレを飾った。
今季は開幕戦もてぎの2レースではマシントラブルにより無得点となったものの、
第2戦以降は欠場したSUGOを除きエントリーしたすべてのレースで入賞と安定したレースを展開。
またプロドライバーも多く参戦する激戦区のST-Zクラスでシリーズ9位とした。今年得た経験は必ず来季に結びつけ表彰台を狙って戦う。

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