2025.10.25-26
Team Noah「マッハ車検GR Supra GT4 EVO2」は、10月25〜26日に岡山国際サーキットで開催された
ENEOS スーパー耐久シリーズ2025第6戦「スーパー耐久レース in 岡山」に参戦。
クラス7位のスタートから一旦11位へ順位を落とすも粘りの走りでクラス5位まで追い上げ、
富士24時間以来となる今季2回目の入賞を果たした。
予選:7位 / 決勝:5位
福岡に本拠を置くTeam Noah(代表:清瀧雄二)は、“九州に元気を!九州のモータースポーツにもっとワクワクを!“を合言葉に
九州のレーシングチームとして2018年よりS耐に参戦を開始。2021〜22年はホンダ・シビックTCRでST-TCRクラスチャンピオンを獲得した。
2023年は車両をGR Supra GT4 EVOにスイッチし、激戦区クラスであり国際的にも人気を集めるGT4車両によるST-Zクラスへクラス替えをした。
昨季はGR Supra GT4 EVO2を投入。今回は第2戦鈴鹿以来となる下垣和也がAドライバーを担当し、Bドライバーに冨田自然(あるが)、
Cドライバーに大分出身の森田真心(こころ)と3人で3時間レースに臨んだ。
今回の3時間耐久レースに出走した車両は、全9クラス計56台。これをGr.1とGr.2の2グループに分け、別個に3時間レースを開催する。
Gr.1はST-X、Z、TCR、1、そしてQクラスの1台を加えた25台からなる。
激戦のST-Zクラスには、GRスープラ、Z、ポルシェ・ケイマン、メルセデスAMG、アウディR8と国内外のGT4マシン5車種計11台がエントリーした。
A、Bドライバー2名のベストタイム合算で争う公式予選は曇天の25日13時40分にスタート。下垣が7位、冨田が8位でタイム合算の結果クラス7位/総合16位だった。また森田も難なく基準タイムをクリアした。
26日は朝から雨となったが、Gr.1の決勝が行われる午後には天候が回復し曇り時々晴れ、ほぼドライコンディションとなった路面の13時32分に3時間レースはスタートした。
ステアリングを握るのはジェントルマンドライバーの下垣で、同じクラスの他の10チームはエース格のBドライバーもしくはCドライバーを起用しており、
オープニングラップでクラス11位へポジションダウンとなった。しかし下垣は粘り強く走り他チームが早目のドライバー交代を済ませたこともあり、
Aドライバーの義務周回時間60分をクリアし7位まで順位を上げた34周でピットイン。ここで森田に交代した。
森田は短いスティントを担当しエースの冨田につなぐ作戦。
森田はクラス11位でコースに戻るとステディな走りを続け、スタートから1時間40分が経過した54周でピットインし、ここで冨田に交代した。
その数分後から雨がポツポツ落ちて来てやがて大粒に。すぐに雨は上がったが、アクシデントやマシントラブルでライバル勢が脱落していく中、
冨田は76周目には9位、83周目には7位へ順位を上げていた。さらに終盤ライバル車にトラブルが発生し、冨田は91周目には5位まで順位を上げることになった。
圧倒的な速さはなかったものの、ミスなくトラブルなく105周で5位のチェッカーを受け、粘りの走りで今季2回目の入賞を果たすことができた。
次のレースは11月15〜16日に富士スピードウェイで行われる第7戦(最終戦)4時間レース。今季最高位を目指す。
MEDIA RELEASEはこちら(PDF)
下垣和也:
周りはほとんどがプロドライバーでしたから、自分のアベレージを上げて走り次のドライバーにつなごうと心掛けました。岡山は走り慣れているコースですが難しい。メカニックを含めスタッフさんたちが一生懸命やってくれたのでこの結果につながったのだと思います。次の富士も乗りますがスープラにもようやく慣れて来たので、伸び代に期待したいと思います
冨田自然:
最後は追い上げきることができませんでした。予選もセッティングの問題ではなく、路温やタイヤのアジャストなどうまくまとめられなかったことが不満です。今週は悩んで勉強になりました。最後は途中雨になりライバルを抜いていったバトルは楽しかったですね。次は今年の集大成だし、24時間も調子良かったので優勝を目指して頑張りたいと思います
森田真心:
元々作戦的に短いスティントを担当することになっていましたが、もう少し乗りたかったです。ただもうひとつペースが足りなくて、それが表彰台を逃した要因のひとつかなとも思いますし、チームに申し訳ない気持ちです。最後まで接触やトラブルもなく走り切れたことは良かったと思います。最終戦はより上位を目指して頑張りたいと思います
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