「Team Noah GR Supra GT4」
タイチームとのジョイントで8位完走

2023.11.11-12

ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 supported by BRIDGESTONE(S耐)に年間エントリーする「Team Noah GR Supra GT4」は、
11月11〜12日に富士スピードウェイ(静岡県)で開催されたシリーズ第7戦(最終戦)「S耐ファイナル 富士4時間レース in フジニック フェス.」の
ST-Zクラスにトヨタ・チーム・タイランドとのコラボレーションで参戦。クラス参加11台中8位で完走した。

予選:7位 / 決勝:8位

「Team Noah GR Supra GT4」<br>タイチームとのジョイントで8位完走

福岡に本拠を置くTeam Noah(代表:清瀧雄二)は、“九州に元気を!九州のモータースポーツにもっとワクワクを!“を合言葉に
九州のレーシングチームとして2018年よりS耐に参戦を開始。2021〜22年はホンダ・シビックTCRで、ST-TCRクラスチャンピオンを獲得した。
今季はマシンをGT4規定のGR Supra GT4 EVOへ替え、クラスも毎戦10台近くがエントリーする激戦区のST-Zクラスへステップアップ。

今回は2014年からニュルブルクリンク24時間に参戦、2017〜19年にはSUPER GTシリーズGT300クラスにフル参戦し
来季のS耐参戦を検討中のトヨタ・チーム・タイランドとコラボレーションすることになり、
蘇武”ソブポン”喜和、ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ(60)、ナタポン・ホートンカム(42)、そしてグランツ・スパポン(47)の
計4名で4時間レースに臨んだ。今回のST-Zクラスエントリーは、国内外のGT4マシン5車種計11台と相変わらずの激戦区となった。

FUJI RACE

11日の予選は、冷たい雨が時おり降りコースを濡らす難しいコンディションで行われた。タイ人ドライバーたちは、このレースウィークに初めて富士でGRスープラGT4をドライブ。さらに10日と11日朝の専有走行はほとんどがウェットコンディションだったため、満足な慣熟走行ができないまま予選を迎えた。
まずはAドライバーのナタウッドが8位につけ、Bドライバーの蘇武が7位。ドライバー2名のベストタイム合算で、総合14位、クラス7位となった。またナタポン、グランツも基準タイムをクリアした。

12日は曇天ながら前日ほどの寒さもなく、朝早くから2万6,500人のファンが富士に詰めかけた。4時間の決勝レースは、まず蘇武が混乱するスタートを担当し、レースが落ち着いた頃からタイ人ドライバーに9クラス混走であるS耐レースの雰囲気を体験してもらう。このため最後までトラブルやアクシデントなく無事につなぐことが肝心だ。

気温12℃の12時29分に決勝はスタート。すると1コーナーで蘇武の前の2台が接触ストップし順位を5位に上げた。
しかしナタウッドのこれまでの戦績がジェントルマンドライバーとして優秀ということで、ドライブスルーのハンディキャップを背負うことになり、
蘇武は5周目にピットインして順位を落とすことになった。他の車両が早めのピットインをする中、
蘇武は周回を重ねクラス3位走行中の42周でピットインしここでナタポンに交代した。

タイ人ドライバーのトップバッターとなったナタポンはGTでも走り慣れた富士を短めの17周、40分ほどを走りピットイン。
交代したグランツは初めて走る富士をステディに周回し、29周、約1時間を走り8位でベテランのアンカー、ナタウッドに交代した。
夕陽が差し徐々にトワイライトタイムを迎える中、ナタウッドは安定したラップタイムを刻み36周、約80分を走り8位でチェッカー。
無事4時間レースで完走を果たした。トヨタ・チーム・タイランドは手応えを感じ、来季はクラス、車両は未定ながらS耐への参戦を予定している。
これでTeam Noahの今季の活動は無事終了。来季もGRスープラGT4でS耐への参戦を継続する予定。

MEDIA RELEASEはこちら(PDF)

  • ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ:

    久しぶりに日本に戻って来ました。GT4のクルマはタイでテスト走行はしているのですが、レースに出るのは初めてでした。S耐は初めての経験で、SUPER GTとはやはり違いますね。乗ってみるとこのセッティングなどのやり方、チームの感触も最高でしたし大いにドライブを楽しむことができました。来年日本に来たら、またよろしくお願いします

  • 蘇武”ソブポン”喜和:

    S耐で海外の方と組むのは初めてだったのでどういうレースになるのかと思っていたのですが、皆さん海外のレース経験も豊富で、僕がクルマを作ってみんながそれに合わせようという形になったのですごくやりやすかったです。皆さん意識は高いしこちらも良い経験になりました。クルマも進化していて来年に向けて良い形で終われたのではないかと思います

  • ナタポン・ホートンカム:

    SUPER GTで富士も走ったことは何度もありますが、今回は初めてのS耐でした。コース上のクルマの台数がとても多くて驚きましたが、慣れてしまえば大きな問題はありませんでした。とても良い経験になりましたね。来年はS耐に出ることになると思いますが、今回の経験を生かして今回以上にレースを楽しみたいですしもっと良い結果につなげたいと思います

  • グランツ・スパポン:

    これまでTCRのレースを中心に走っていて、日本でも走った経験はあります。今回初めて富士を走りましたが、今回はクルマの台数がとても多くてすごく難しいレースになりました。でもすごくエキサイティングで楽しかったです。スープラは良いクルマで好きなタイプですね。来年は日本に戻って来てS耐に参加する予定ですので、日本の皆さんよろしくお願いします

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