「Team Noah GR Supra GT4」
今後の戦い方が見えた6位入賞

2023.10.21-22

ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 supported by BRIDGESTONE(S耐)に年間エントリーする「Team Noah GR Supra GT4」は、
10月21〜22日に岡山国際サーキット(岡山県)で開催されたシリーズ第6戦「スーパー耐久レース in 岡山」のST-Zクラスに参戦。
今季最高位となる予選3位からのスタートで結果は6位ゴールながら、大きな手応えのある 内容となった。

予選:3位 / 決勝:6位

「Team Noah GR Supra GT4」<br>今後の戦い方が見えた6位入賞

福岡に本拠を置くTeam Noah(代表:清瀧雄二)は、“九州に元気を!九州のモータースポーツにもっとワクワクを!“を合言葉に
九州のレーシングチームとして2018年よりS耐に参戦を開始。2021〜22年はホンダ・シビックTCRで、ST-TCRクラスチャンピオンを獲得した。
今季はマシンをGT4規定のGR Supra GT4 EVOへ替え、クラスも毎戦10台近くがエントリーする激戦区のST-Zクラスへステップアップ。
今回は和田慎吾、蘇武喜和、そして大島和也の計3名で3時間レースに臨んだ。

今回参戦した車両は、ST-2クラスを除く8クラス48台。
ST-Zクラスは、ST-X、TCR、1、そしてQクラスの1台、合計21台によるグループ1として22日午後に3時間レースを戦う。
ST-ZクラスはGRスープラ、新型Z、ポルシェ・ケイマン、アウディR8、メルセデスAMGと国内外のGT4マシン5車種計9台と相変わらずの激戦区となった。

OKAYAMA RACE

21日の予選日は、午前中にまとまった降雨があり、予選が始まる頃には上がっていたものの、コースはまだ濡れている状態。
しかし徐々に乾きレコードライン上はほぼドライとなっていたが、路面温度が低くスピンやコースオフをする車両もあり難しいコンディションとなった。
このAドライバー予選には、開幕戦鈴鹿以来のドライブとなる和田が走り慣れたコースで巧みにスープラを操り、一時はトップに立つ走りを見せて2位。
時間を置いて行われたBドライバー予選は完全ドライコンディションで蘇武は8位。
ドライバー2名のベストタイム合算で、総合12位、クラス3位となった。また大島も難なく基準タイムをクリアした。

22日は朝から晴天となり、午前中にはグループ2の3時間レースが行われた。気温17℃の13時33分にグループ1のレースがスタート。
ステアリングを握ったのはGT4スープラを熟知している蘇武で、スタート直後の1コーナーでの混戦では無理をせず1台を先行させ4位となった。
6周目にはGT500ドライバーに先行されるも、その後は885号車スープラに迫られるも巧みなブロックで5位をキープした。
蘇武は1時間20分ほどを走り4位でピットイン。ここで開幕戦鈴鹿以来のドライブとなる和田に交代し給油とタイヤ交換を済ませ6位でコースへ出た。

和田は60分以上のドライブが義務付けられているが、安定したラップタイムで周回を重ねた。
クラストップの車両がトラブルのためにピットインすると5位に順位を上げたが、後方から追い上げて来た車両にかわされ再び6位へ。
しかしピットインのタイミングやライバルをかわし65周目には4位へ浮上し81周でピットイン。ここで給油を済ませタイヤは無交換でアンカーの大島に交代した。
第2戦富士24時間以来のドライブとなる大島は6位でコースに出ると、前後の車両との距離もあり順位が変わることはなかったが、
慣れない車両で蘇武に匹敵するようなベストタイムをマークし、25周40分ほどをドライブし106周でチェッカー。
優勝車両との距離は実質1周半遅れと、今後に期待を持たせる結果を得た。

次の第7戦(最終戦)は11月11〜12日に富士スピードウェイ(静岡県)において、4時間レースとして開催予定。

MEDIA RELEASEはこちら(PDF)

  • 和田慎吾:

    暑くてスティント終盤はきつかったのですが、ノルマの1時間走り切ることはできました。開幕戦の時と比べると、やっとここまで来たかなという感じがしましたし、予選では路面が悪い中でも自分の速さをアピールすることはできたかなと思います。決勝でもそんなパフォーマンスが発揮できるようにチームに貢献できればと思います。レベルの高いクラスでやりがいがありますね

  • 蘇武喜和:

    なかなか厳しいレースでしたが、大分(ST-Zクラスで勝負できる同じ)土俵には上がれたかなとは思います。僕の予選の時はセットアップをチャレンジしたのですが、いきすぎて外してしまいました。でもライバルとバトルできるようなクルマにはなって来ましたし、他のドライバーもポテンシャルを引き出してくれました。問題点も見えたのでそれを改善して最終戦に臨みます

  • 大島和也:

    40分間ほどのドライブでマシンのバランスに苦労し試行錯誤しましたが、最終的には周囲を走っていた同じクラスのドライバーと比べても悪くはなかったようなので、それは良かったなと思います。富士の時と比べるとマシンの戦闘力がすごく上がっていましたし、来シーズンまたこのスープラに乗る機会があれば予選時の良さを決勝でももっと生かしたいと思います

OKAYAMA RACE1
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